小2果物 2016.12.8

12月8日(木) 小学部2年 インドネシアの果物

 小学部2年生を対象にした「インドネシアの果物」レクチャー。
  インドネシアの気候ならではの、思いがけない実のなり方。この国が原産地の
果物や、ゆかりのあるストーリー、そして栽培される外来の果物まで、広く浅く紹介しました。今まで、日常の風景にとけこんでいた、果物について知らなかったことを、子どもたちと一緒に発見していきました。
 子どもたちが室内に入ると、南国の果物の香りをいっぱい吸ってから、『ん?』。
とげのある、大きな果物、ドリアンが机の隅に座っています。前方には、大きなバナナが、枝についたまま、飾られています。メンバーは、子どもたちの率直で元気な反応がとても嬉しいです。
 まずは、バナナの茎の輪切りを持って、お話がスタート。太い茎は、玉ねぎみたいに一枚一枚むけるよ。何でかな? そう、実はバナナは木ではなくて、草の仲間なんです。では、本物のバナナのお花はどこにある? 一緒に子供たちと、果物の不思議について、探検していきます。途中から、パワーポイントのきれいな写真を眺めて、実演について復習しながら、さらに詳しく見ていきました。
照明がつくと、先生の試食タイム。豪快にドリアンの実からすくった一匙を、おそるおそる(演出も込めて) 口に入れる先生の表情は、、、? 普段あまり口にするチャンスのない ドリアン。食べた子はいい思い出になったかな?
  小学2年生のマカルサリ遠足で、実際に見て持ち帰った、サラックの英語の名前あてクイズでは、元気な手がたくさん上がりました。
  最後は、インドネシアの人の生活になじみ深い、ココヤシの実の実演です。若いココヤシの実から、ココナツウォーターを、ボウル一杯に出して、先生に試飲していただきます。そのあと、木の上でもっと熟したココヤシの実が出てきます。生のココナツフレークを手で絞ると、ココナツミルクが出ました。
  お楽しみの試食の時間が始まりました。ピサンゴレン、スクンゴレン、ドリアン、ルジャック(インドネシアのフルーツサラダの様なもの)を試食します。
 展示してある果物も、たくさんありました。隠れているバナナの花を出したり、茎をむいたり、たくさんの発見がありました。

 果物をきっかけに、子どもたちがインドネシアをより身近に感じて、もっとこの国に興味を持って欲しい、それが 私たちヘリテージの願いです。
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# by Heribou | 2016-12-24 00:42

中3インドネシア 2016.10.7

10月7日(金) 中学部3年 インドネシア

 中学部3年生を対象とした「インドネシア」レクチャー。
 縁あってここインドネシアに来た生徒たち、ほとんどの生徒がそれぞれの進路でインドネシアを離れていきます。このレクチャーはそんな彼らに、インドネシア共和国とはどんな国なのか?ということを、知ってもらうために行いました。国章ガルーダパンチャシラには建国の精神がこめられています。
 そしてガルーダが握っているリボンに書かれた「ビネカトゥンガルイカ」日本語では「多様性の統一」と訳されている言葉です。今回のレクチャーではこの言葉をキーワードにレクチャーを進めていきます。
 インドネシアがなぜ多様性の国と呼ばれているのか、その理由を歴史からひも解きます。そして、植民地であったこの国が独立し、一つの国インドネシアとなるまでの壮絶な戦いの日々や第二次世界大戦当時の日本との関わりについてもふれました。中学生の歴史の授業では習うことのない史実ですが、ここに暮らしていた彼らにこそ知ってほしい真実です。
 そして、独立しインドネシア共和国となってから現在までの建国の歴史についても歴代大統領の功績とともに紹介しました。
 また20年前に起こったジャカルタ暴動当時のことについても・・・・。
その時当時のJJS の生徒たちが体験した、緊急臨時宿泊のこと。当時の子供たちを守り助けてくれたインドネシアの人々に感謝の気持ちを忘れないために現在も「スンバコ」を配っていることを話しました。

 最後にインドネシア国歌「インドネシア ラヤ」を聞いてもらいました。日本語に訳した歌詞をつけたのですが、聞いた彼らの心にはどんなふうに残ったでしょう?いつか世界に羽ばたいて、いく生徒たち。インドネシアで知った多様性の心をもった大人となり、未来の日本とインドネシアについても考えられる人になってほしいと願っています。
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# by Heribou | 2016-11-16 22:00 | レクチャー

中2バリ 2016.10.10

10月10日(月) 中学部2年 バリ島

 5時間目に、小学6年生、中学1年生、2年生に向けて、解説を交えながらバリガムラン部とバリダンス部によるショーの披露がありました。バリヒンズー教にならって、聖なる水をかけてお祈りした、花のお供えが生徒たちを迎え、さらに、きらびやかな音に併せて、華やかな衣装の踊り子が出てくると、体育館はバリの雰囲気に一変します。
 続いて6時間目は、中学2年生を対象にしたレクチャーを行いました。 「歴史と宗教」、「祭りと芸能」、「地理」、「環境」の四つの切り口から、なぜ、神々の棲む島といわれるのか?バリの人々の精神性を表わす世界観とは何か?中学2年生の子供たちが取り組める現在のバリの問題はあるか?について浮き彫りにしていきました。
 「歴史と宗教」では、ジャカルタの町で身近に感じるイスラム教が、インドネシア全土のほぼ90%を占める中、なぜ、バリ島だけは、バリヒンズー教が主な宗教なのかの理由を紐解きます。オランダ軍に抵抗した死の行進「ププタン」で、バリの人々が文化を守った経緯もありました。神と自然と人が調和していることを表わす「トリヒタカラナ」は、あらゆる生活に関わります。壮大な棚田が、「スバックシステム」により、均等に水が分けられている仕組みにも言及します。

 「祭りと芸能」では、バリヒンズー教では、二面性を受け入れて、善と悪がバランスをとって存在するという考えを紹介しました。バロンダンスでは、善の聖獣と悪の魔女が、決着のつかないダンスをすることで、善悪のバランスを表わしています。

 最後の「環境」では、中学2年の道徳の授業で紹介された、バリに住んでいる10歳代の姉妹イザベルとメラティの話をしました。大量のビニール袋のゴミが捨てられることに心を痛め、撲滅作戦をバリ州知事に説得するまで、さまざまな困難を乗り越えた、諦めない二人のひたむきな姿勢を伝えました。
 きれいな海、スポーツやアクティビティ、楽しいバリのイメージはありますが、そこに住むバリの人々の生活、精神性についても、頭の片隅に置きながら、新しいバリとの付き合い方、また考えるきっかけになればと思います。中学2年の子供達が修学旅行でバリに身を置き、人々の生活に触れ、何を感じ取って持ち帰ってきたでしょうか?
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# by Heribou | 2016-11-03 00:02 | レクチャー

小1生き物 2016.10.27

10月27日(木) 小学部1年 生き物

 多種多様な民族、宗教、文化…そして生き物!多様性が魅力のインドネシアは、気候や地形などにより多くの珍しい固有動物が棲む「生き物の宝庫」。それらをまとめて見ることができるラグナン動物園へ遠足に行く1年生への事前レクチャーが10月26日(木)に行われました。
 小学部1年生の「インドネシアの生き物」レクチャーはモンちゃんという可愛いおさるのキャラクターと一緒にインドネシアに棲む動物たちの特徴や生態を学んだ後、子どもたちお待ちかねのクイズ&体験タイム。
 ちなみにどんなクイズに挑戦したかというと・・・
Q スラウェシ島に棲むツカツクリのお母さんはどうやって卵をあたためるんだったけ?
A1 太陽の光であたためる?
A2 他のお母さん鳥に頼む?
A3 砂の中に埋める?
 みなさんは、何番が正解だと思いますか?
 1年生の子どもたちは、しっかりお話を聞いてくれていたので見事正解!大喜びする子どもたちに思わず私たちもにっこり。
 体験タイムでは、コモドドラゴンやシーラカンスと大きさ比べをしたりオランウータンと腕の長さ比べをしたりメガネザル(お面をかぶって)とジャンプ対決したりと大盛り上がり!最後には、絶滅危惧種について取り上げました。絶滅を引き起こしているのは、私たち人間なのかもしれないと問題を提起し、それを食い止めることができるのも人間なんだ!子どもたちにもできることはあるんだ!とみんなで学びました。
 モンちゃんからの「僕たちのこともっと知って好きになって欲しい。動物園に行って僕たちの仲間をいっぱい見てきてね!」というメッセージに子どもたちも大きくうなずいていました。絶滅の危機をあやぶまれる生き物は約2万種・・・人間と他の生き物が仲良く暮らせる環境をつくる考え方や姿勢を養う第1歩になったかな、と思えた瞬間でした。
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# by Heribou | 2016-11-02 10:46 | レクチャー

小3 町 2016.7.19

7月19日(火) 小学部3年 わたしたちの町ジャカルタ

 小学部3年生向けのレクチャーは、「わたしたちの町ジャカルタ」です。
3年生になって、社会科の勉強が始まっています。 子どもたちが、毎日、身近に感じるジャカルタのことにスポットをあてて、その背景の歴史もほんの少し含めてお話をしました。

  ファッションショーから幕開けです。 あれ、同じ学校に数種類も制服がありますね。インドネシアの小学生の学校生活はどんな様子でしょう。 宗教の授業がありますね。 家に帰って、宿題をやってる・・・、どの国も小学生は同じですね。
 聞いたことのある、カキリマの鳴らす音当てクイズでは、子供たちは我先にと手をあげていました。

 閑話休題。モナスの成り立ちについて、インドネシアが独立を果たすまでを、とつとつと語る先生の言葉にみんな、聞き入ってました。 最後は、日本人学校が毎年、スンバコを渡して、カリヤワンさんたちに感謝を伝える理由がわかりました。

 展示品を回る時間では、カキリマの音を聞いたり、ジャカルタの地図を見直しました。
今度はみなさんの目で見つけた、インドネシアならではの面白いこと、楽しいことを聞かせてくださいね。

今回は、ヘリテイジ スクールプログラムスに興味をお持ち頂いた方が、終わった後の反省会に、参加されました。話し合いも、和気あいあいとしています。スクールプログラムスに興味のある方は、いつでも気軽にお声かけ下さい。
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# by Heribou | 2016-07-21 18:00 | レクチャー